あろえ速報

日々の暮らしをちょっとスマートにするお役立ち情報

ヘルスケア

ノロウイルスは怖い!ノロウイルスの症状と感染の原因

2016/08/28

0I9A6336ISUMI_TP_V

主に冬場に多発するノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一属で、10月頃から流行りはじめ12~1月にピークを迎えますが、年間を通して発生します。

ノロウイルスに感染し発症した人は、そのあまりにもツライ症状がトラウマになり、牡蠣などの貝類を二度と食べれなくなったということを良く聞きます。

それほど恐ろしいノロウイルスの症状と感染の原因について、今回は書いていきたいと思います。

ノロウイルスの症状

ノロウイルスに感染してから食中毒を発症するまでには、24~48時間ほどの潜伏期間があります。

ノロウイルスは「感染性胃腸炎」の一種で、主な症状は5つあります。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 悪寒
  • 37~38℃程度の発熱

通常は、これら症状が1~2日続いた後に治り、後遺症もありません

免疫力の強い大人なら感染しても発症しない場合や、発症しても軽い風邪のような症状でおさまる場合もありますが、免疫力の低い乳幼児やお年寄りが発症した場合は症状が重くなったり長引くこともあり、吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息や誤嚥性肺炎により死亡したケースもあります。

症状は免疫力によって人それぞれですが、「お腹に痛みを感じだす→胃の痛みと不快感→嘔吐→下痢」の順番で症状が現れることが多いです。

また、1日で何度も吐いたり、水のような下痢が続くので、脱水症状を引き起こしたりもします

脱水症状がひどい場合には医療機関での点滴による水分補給が必要となったりしますので、水分と栄養を充分に補給しましょう。

下痢止めなどの薬は体内からウイルスが出るのを妨げるので、使用すると回復が遅れることがあります。

ノロウイルスの感染の原因

ノロウイルスによる集団感染は世界各地の学校や養護施設などで散発的に発生していますが、その感染経路はおもに2つあります。

  • 飲食物からの感染(感染型食中毒)
  • 人から人への経口感染

飲食物からの感染(食中毒)は、ウイルスで汚染された水道水や井戸水などを飲んで感染したり、河川を経由してウイルスを蓄積した貝類などの食材やノロウイルスで汚染された食品を摂食して感染します。

飲食物からの感染(食中毒)の場合は前日か前々日の食べ物が原因だと潜伏期間から考えられますが、食中毒の集団感染事例の集計によると、ウイルスに感染した食品取扱者によって食品が汚染されたことが原因となっているケースが多く、原因の食品が明確ではないケースが約6割を占めているので、ノロウイルスによる感染症の多くは経口感染が原因だとされています。

人から人への経口感染には3つのパターンがあります。

  • 感染者の糞便や吐瀉物から便器や手指を介して感染。
  • 感染者の糞便や吐瀉物に排出されたウイルスが付着し、飛散した飛沫から空気感染。(飛沫感染)
  • 感染者が十分に手を洗わず調理した食品を食べ感染。

ノロウイルスは感染力が非常に強く、わずか10~100個程度で感染します。

増殖スピードも非常に速く、1~2日間の潜伏期間を経て発症する頃には、吐瀉物の中に約1万~10万個/g、糞便の中には約10億個/gにまで増殖してます。

また、ノロウイルスには多数の遺伝子型が存在し、新型ノロウイルスも数年に1回発見されるので、過去に一度ノロウイルスに感染していても何度でも感染する可能性があります

ちなみに昨年の2015年にも新型ノロウイルスが発見されています。

また、ノロウイルスは衣服や寝具、家庭用品、家具などの表面で数週間生存することができ、エタノールや逆性石鹸に対する抵抗性があり、水道水に含まれる塩素にもある程度の耐性を持っているので、適切に対処するには強力な除菌効果のある「次亜塩素酸水」などで予防するしかありません。

ドアのノブなど良く手に触れる物や調理器具などは「次亜塩素酸水」で綺麗に除菌しましょう。

まとめ

ノロウイルスは発症しても免疫力によって症状が変わります。

重度の症状が出て「牡蠣は恐くて食べられない」という人もいますが、ノロウイルスに汚染された牡蠣などの二枚貝による食中毒は生や加熱不足のもので発生しているので、85℃以上で1分以上加熱すれば感染することはありません。抵抗性が強いので、60℃程度の熱では不十分ですので注意してください。

しかし、ノロウイルスの発生場所の約7割は飲食店で、食べ物に関係する場所や人が多く集まる場所にはノロウイルスの危険が潜んでいます。

その理由は汚染された牡蠣などの二枚貝を調理した手や包丁、まな板などからサラダなどの生食用の食材に汚染が広がることがあるからです。

また、ノロウイルスの感染の原因は人から人への経口感染が多く、感染した人の吐瀉物や糞便には注意が必要です。

特に感染した子どもの世話や看病をした人が二次感染するケースが多いので、「次亜塩素酸水」を使って適切に除菌し、感染を広めないようにしましょう。

-ヘルスケア

目次に移動