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知っておこうPMS:月経前症候群|彼女がイライラする原因はPMS!?

2016/08/28

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男性のみなさん、「生理前はイライラする」「食欲が湧く」「胸が張って痛い」などと女性から聞いたことはないでしょうか?

それは女性特有のPMS(Premenstrual Syndrome):月経前症候群と呼ばれる症状です。

PMS(月経前症候群)は、月経(生理)の3~10日くらい前から起こるココロやカラダの様々な不快症状で、月経(生理)が来ると症状がだんだんと弱まり、消えていくのが特徴です。

実はこのPMSに女性の8~9割の人が悩まされています

PMS(月経前症候群)の症状

PMSの症状は200種類以上あるとも言われいます。

また症状は人によって様々で、同じ人でも月によって違う症状が出たりもします。

PMSの症状は「心に影響が出る症状」と「身体に影響が出る症状」があります。

  • 心に影響が出る症状
    イライラ、憂鬱、緊張、判断力低下、集中力低下、無気力、孤独感、妄想症、涙もろい、悪夢を見る、攻撃的になる、不眠、朝起きられない
  • 身体に影響が出る症状
    腰痛、下腹痛、お腹が張る、頭痛、乳房痛、乳房が張る、腰痛、関節痛、むくみ、体重増加、にきび、めまい、貧血、食欲、便秘、口内炎、肩コリ、吐き気、寒気、

症状は単独で出ることは少なく、いくつもの症状が同時に現れるので、月経前症候群と呼ばれています。
その中でも特に多いのがこちらの症状です。

  • イライラ
  • 腹痛・下腹部痛
  • 頭痛・頭が重い
  • 眠気
  • 胸の痛み・張り

PMS(月経前症候群)の原因

PMSの正確な原因は不明とされていますが、以下のことが関係していると考えられています。

  • 卵胞刺激ホルモン、エストロゲン、黄体化ホルモン、プロゲステロン関連しているホルモンの影響
  • 卵巣ステロイドホルモンに対するホルモンの影響を受ける器官の感受性の差
  • セロトニンなどの神経伝達物質の異常
  • レニン・アンジオテンシン系の異常

最近では、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスが崩れていることが原因だという説が有力になってきています。

PMS(月経前症候群)の治療法

はっきりとした原因が解明されていませんので、現状は対処療法しかありません。

主な治療法は現代西洋医学の治療法、漢方薬を使った治療法、栄養療法3つあります。

現代西洋医学の治療法

排卵が起こり、ホルモンバランスが崩れることが原因だと考えられているので、低用量ピルで排卵を一時的に止め、卵巣から分泌される女性ホルモンの分泌量を低下させるたり、治療法です。

また、「心に影響が出る症状」が強い場合には精神安定剤や抗鬱剤などの精神薬が処方されます。

薬を飲むと即効性がありますが、症状を根本的に治しているわけではなく、副作用が強く現れることが多いです。

漢方薬を使った治療法

西洋薬よりも副作用が少ない漢方薬。

種類がかなり多いですが、自分の体質に合った漢方薬を見つけると大きな効果を得られます。

PMSでは以下のような漢方が処方されます。

桂枝茯苓丸、桃核承気湯、当帰建中湯、当帰芍薬散、五苓散、苓桂朮甘湯、半夏白朮天麻湯、当帰呉茱萸生姜湯、呉茱萸湯、加味逍遙散、補中益気湯、半夏厚朴湯、香蘇散、抑肝散加陳皮半夏

栄養療法

PMSの症状を引き起こす原因の多くが、隠れ貧血(潜在性鉄欠乏性貧血)と機能性低血糖症が関係していると考えられていますので、ヘム鉄を中心とした栄養を摂る治療法です。

ストレスをためたり、炭水化物など血糖値を急上昇させるものを過剰に摂取すると機能性低血糖症になるので、食事療法も同時に行うことで、より高い効果が得られます。

これらは薬物療法と違い、副作用がないのが特徴です。

手軽にできるPMS緩和法

PMSを上手に乗り切る方法は沢山あるので、リスクのある治療を受ける前に簡単に出来ることから試してみましょう。

体を温めて症状を緩和

  • エアコンなどで冷えないように羽織れるものを常にバッグに入れておく。
  • 飲み物などは温かいものを選び、冷たいものは避ける。

食生活を見直す

  • 毎日三食を必ず摂る。
  • ビタミンやミネラルが多く含まれる野菜や果物を摂る。
  • 主食であるご飯やパンは、玄米や胚芽米など精製度の低い白くないものに切り替える。
  • 副交感神経を高めるカルシウムをマグネシウムと一緒に摂る。
  • ストレスで減るビタミンCやB群を摂る。

一人で抱え込んで余計なストレスを溜めない

  • ほとんどの女性がPMSに悩まされているので、友達や家族に話を聞いてもらう。
  • パートナーがいる場合には症状や時期をすべて打ち明けて、パートナーが理解してあげることが非常に大切です。

まとめ

PMSの症状は千差万別ですが、几帳面で真面目な性格の人や冷え性の人が症状が重いと言われています。

パートナーである男性もPMSについての理解を持つことが大切で、もしわけも分からずに彼女が不機嫌な態度をとったとしても冷静に対応できることが望ましいでしょう。
ケンカを避けられて余計なストレスを溜めないで済むため症状の緩和も見込めますし、より良い関係を築くことができます。

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