あろえ速報

日々の暮らしをちょっとスマートにするお役立ち情報

ヘルスケア

ノロウイルスは潜伏期間でもうつる!?ノロウイルスの感染と予防

OZP85_yabeeonakaitai_TP_V

嘔吐や下痢、腹痛、悪寒、発熱など非常にツライ症状がでることがあるノロウイルス。

毎年冬場になるとノロウイルスが流行りますが、その原因にはノロウイルスの感染期間が大きく関係しています。

ノロウイルスに感染してから発症するまでには、24~48時間ほどの潜伏期間があり、発症してから2~3日で症状は治まりますが、実は症状が治まってから約1~3週間は人から人へ感染する可能性があります

そのため学校や職場など、人が多く集まる場所では感染する可能性が高く、集団感染を招きます。

今回はその感染経路と予防方法について書いていきたいと思います。

ノロウイルスの詳しい症状などについては「ノロウイルスは怖い!ノロウイルスの症状と感染の原因」をご覧ください。

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスの感染経路は主に、飲食物からの感染(感染型食中毒)と人から人への経口感染ですが、 飲食物からの感染(食中毒)はウイルスに感染した食品取扱者によって食品が汚染されたことが原因となっている場合が多く、原因の食品が明確ではないケースが約6割を占めているので、ノロウイルスによる感染症の多くは経口感染が原因だとされています。

ノロウイルスは感染力が非常に強く、わずか10~100個程度で感染し、1~2日間の潜伏期間を経て発症する頃には、吐瀉物の中に約1万~10万個/g、糞便の中には約10億個/gにまで増殖するほど増殖スピードが速いです。

人から人へノロウイルスが感染する経路は経口感染、接触感染、飛沫感染、塵埃感染などがあります。

経口感染
ウイルスが付着した食べ物や飲み物を経口摂取(口から取り入れること)することによって感染します。
感染者が十分に手を洗わず調理した食品を食べた場合などに感染します。
接触感染
感染者の糞便や嘔吐物に触れたり、感染者の手指などに付着したウイルスによって汚染されたドアノブなどを触れて、手指などを介してウイルスが口から入って感染します。
飛沫感染・塵埃感染
感染者の糞便や吐瀉物が飛び散り、その飛沫(ノロウイルスを含んだ小さな水滴)が口から入って感染します。
また、感染者の糞便や吐瀉物の処理が不十分で、それらが乾燥してチリやほこり(塵埃)となり空気中を漂い、それが口から入って感染します。

感染して24~48時間ほどの潜伏期間があり、発症しても症状は2~3日で治まります。

しかし、感染期間は個人差もありますが、その後約1~3週間は続きます。

実際に症状が治まり3週間経過した感染者の糞便からウイルスが検出されたこともあります。

ノロウイルスの感染経路で人から人への2次感染が多いのには、この感染期間が長いことが原因となっています。

嘔吐や下痢などが治まった後にも体内にはウイルスが残っている状態で、糞便として排出され続けいるため、感染者は症状が緩和したからといって油断をせずに、2次感染防止に努めることが大切です。

潜伏期間中のノロウイルス感染

症状が治まったあとも感染の恐れがあり気が抜けないノロウイルスですが、発症する前の潜伏期間についてはどうでしょうか。

以前は、潜伏期間中のノロウイルス感染についていくつかの見解があり、感染の危険はないという意見もありました。
しかしながら現在では潜伏期間中であってもノロウイルスは感染すると言われています。

しかし発症してからよりも感染の確率は低いと言われています。
とは言ってもウイルス自体は非常に強力なものですから、身近に生活を共にしている家族などは注意が必要です。

本人も自覚しない間に周りにノロウイルスを広めてしまい家族揃って感染するというのも恐ろしいものです。

ノロウイルスの予防方法

ノロウイルスには多数の遺伝子型が存在し、新型ノロウイルスも数年に1回発見されるので、過去に一度ノロウイルスに感染していても何度でも感染する可能性があります。

最近では2015年に新型ノロウイルスが発見されています。

ノロウイルスを予防するには、まずノロウイルスの特徴を知ることです。

  • 衣類や家庭用品、家具などの表面に付着した場合でも数週間生存できる。
  • 水道水に含まれる塩素や消毒用アルコール、逆性石鹸にも抵抗性がある。
  • 熱への抵抗性も強く、60℃程度では生存できる。

以上を踏まえたうえで、予防するのには次の4つが重要です。

手洗い

ノロウイルスは他の細菌の30分の1から100分の1と非常に小さいので、手のシワや爪の中などに入り込んでしまいます。

指輪やアクセサリーなどを外し、石けんを使って丹念に洗うことが重要です。

ノロウイルスに効果がある次亜塩素酸水を使うと良いです。

マスク

飛沫感染・塵埃感染を予防するのにマスクは非常に有効です。

マスクには、異物の侵入を防ぐという働き以外に口腔内の保温や保湿を保つ作用もあり、口腔内の温度や湿度が保つことにより感染リスクを減らします。

排泄物、吐物を正しく処理

感染者の糞便や吐瀉物には大量のノロウイルスが存在しているので、その処理には注意が必要です。

使い捨てのマスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ペーパータオルなどで静かに拭き取ります。

吐瀉物が付いた床やカーペットは次亜塩素酸ナトリウムで失活化します。

使い終わったマスク、手袋、ペーパータオルも次亜塩素酸ナトリウムで失活化してから処分します。

調理器具などの手入れ

包丁やまな板などの調理器具は使い終わったらすぐに洗います。

ノロウイルスは消毒用アルコールや逆性石鹸には抵抗性があるので、次亜塩素酸ナトリウムで失活化するか、85℃以上の熱湯で1分以上加熱して失活化します

まとめ

ノロウイルスの感染経路のほとんどが人から人への経口感染です。

発症して症状が治まってもその後約1~3週間は感染期間ですので、感染者は2次感染を防止するために気をつける必要があります。

症状が現れる前の1~2日間ほどの潜伏期間においても感染の危険があるため注意しましょう。

手洗い、マスク、排泄物、吐物を正しく処理、調理器具などの手入れをしっかりと行い、感染を予防しましょう。

-ヘルスケア

目次に移動