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胃がもたれや胸やけ、そんな胃の不快な症状と原因そして解消法

2016/09/03

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胃もたれや胸やけなどの胃の不快感は、場所が違うだけでどちらも同じようなものだと思っていませんか?

実は、胃もたれと胸やけは胃の状況が異なり、別の原因により発生します

今回は胃もたれと胸やけを比較しながら、それぞれの原因と症状、解消法を説明します。

それぞれの症状

胃もたれ

胃もたれは、膨満感、胃が重く感じる、むかつき、鈍痛、食欲不振など胃の不快な症状があります。

なんらかの理由で胃酸が出にくくなり、食べ物が消化できずに胃の中に停滞してしまうことで起こります。

胸やけ

胸やけは朝起きたときや空腹時に感じることが多く、胸の内側がピリピリしたり胸が熱くなる、胃酸がこみ上げてすっぱく感じる、胸が締め付けられるような痛みなどの症状があります。

なんらかの理由で胃酸の出過ぎや、胃と食道のつなぎ目がゆるんで胃の内容物が食道に逆流することで起こります。

胃の不快感の原因と病気

胃もたれは、加齢や運動不足、喫煙などによって胃酸を分泌する機能が低下することで、消化不良になり胃もたれを起こしやくすなります。

胸やけは、筋肉でできている食道や胃が、加齢や肥満によって筋力が低下することで胃と食道のつなぎ目がゆるみ、胃酸が逆流して胸やけを起こしやすくなります。

また、前かがみの姿勢が続いたり、胃酸の分泌が盛んになる食後に横になると、胃よりも食道が下か水平になり、胃酸が逆流しやすくなります。

胃もたれと胸やけに共通する原因

暴飲暴食

暴飲暴食や刺激物やアルコールの過剰摂取、消化しにくいものを食べることで、消化不良になり胃もたれを起こしたり、大量の胃酸が分泌され、それが食道へ逆流して胸やけを起こすことがあります。

ピロリ菌の感染

ピロリ菌は胃酸から身を守るために常にアンモニアを出し続け、胃の粘膜を傷つけます。

これが慢性胃炎や胃潰瘍の原因となり、胃もたれや胸やけを引き起こします。

ストレスによる自律神経の乱れ

ストレスを溜め込むと自律神経が乱れ、胃の機能が低下することで、消化不良になり胃もたれを起こします。

また自律神経が乱れ、胃酸が過剰に分泌された場合は、それが食道へ逆流して胸やけを起こすことがあります。

病気が原因で起こる胃の不快感

胃もたれの原因になる病気

胃腸虚弱

胃下垂など胃が正常な位置より垂れ下がったり、加齢や運動不足、喫煙などが原因で胃酸を分泌する機能が低下すると胃腸虚弱になります。

胃腸虚弱になると、胃もたれや食欲不振、膨満感、下痢、便秘などの症状がでます。

胸やけの原因になる病気

胃食道逆流症、逆流性食道炎

暴飲暴食やストレス、加齢、肥満などが原因で胃酸が逆流しやすくなる病気です。

これらの病気になると、食道も炎症を起こすので食事中に痛みを伴い、胸やけや喉のつかえなどの症状がでます。

十二指腸潰瘍

胃と違い十二指腸は胃酸に弱く、胃酸が過剰に分泌されると十二指腸の粘膜が傷つき潰瘍ができます。

胃酸が過剰に分泌される原因は、慢性的なストレスや暴飲暴食、ピロリ菌の感染などです。

十二指腸潰瘍になると、胸やけや吐き気、下痢、吐血、下血、背中の痛みなどの症状がでます。

胃もたれと胸やけ両方の原因になる病気

慢性胃炎

慢性的なストレスや暴飲暴食、ピロリ菌の感染により、胃の粘膜が弱まり慢性的に炎症が起きる病気です。

痛みを伴う胃もたれや胸やけが続き、胃潰瘍に進行することもあります。

胃潰瘍

慢性的なストレスや暴飲暴食、ピロリ菌の感染により、胃の粘膜が傷つき、胃酸などの消化酵素が胃壁を消化することで潰瘍ができます。

胃潰瘍になると、胃もたれや胸やけが続き、食事中や食後に激しい痛みを伴います。

胃の不快感の解消法

即効性のある解消法

牛乳を飲む

牛乳には胃の粘膜を守る働きがあります。

唾液を分泌させる

唾液には胃酸を中和する作用があるので、ガムを噛んだりして唾液を分泌すると過剰な胃酸を抑えることができ、胸やけに効果的です。

薬を飲む

胃もたれには胃の働きを促進する「消化管運動促進薬」、胸やけには過剰に分泌した胃酸が逆流しないように「酸分泌抑制薬」を飲むと効果的です。

日頃から予防することで胃の不快感を解消

食生活を改善する

消化の悪いものを避け、消化の良いものを積極的に摂る。

食事は腹八分目にすると胃の負担が減ります。

また、冷たいものは胃の機能を低下させるので過剰摂取に注意しましょう。

食後の休憩

食後すぐに体を動かすと血液が胃に循環しにくくなり、胃の消化機能を低下させます。

食後は最低30分休みましょう。

睡眠時の工夫

胸やけは胃よりも食道が下か水平になることで、胃酸が逆流しやすくなるので、朝起きたときに感じることが多いです。

上半身を高くして眠ることで胃酸の逆流を防ぎ、胸やけが解消されます。

病院で診察を受ける

薬の処方

病院で診察を受けると健胃薬、消化薬、制酸薬、総合胃腸薬など、症状に合った薬を処方してくれます。

ピロリ菌の除菌

病院で簡単なピロリ菌検査を受けて、感染している場合は、処方された薬を飲むだけで除菌できます。

病気の治療

胃腸虚弱、胃食道逆流症、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気を治療することで、胃の不快感が解消されます。

まとめ

胃もたれと胸やけは、どちらとも胃が原因で起こりますが、その原因と解消法は異なります。

胃もたれや胸やけなどの胃の不快感は食生活を改善することで解消されます

もし慢性的に胃の不快感がある場合は、病気が原因になっている可能性がありますので、一度医療機関での診察をお勧めします。

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