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昼間やたら眠くなる人は注意!昼に襲い来る眠気の原因と病気

2016/09/01

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昼食後に日差しが気持ちよくて眠たくなったり、睡眠不足で昼間に眠たくなったり、誰もが経験したことがあると思います。

そういった昼間の眠気ならあまり気にする必要はありませんが充分に睡眠時間をとっているのに昼間に眠たくなることが続いたら、そこには何かの病気が潜んでいるかもしれません。

昼間の眠気に悩ませてている人は年々増加しているようです。今回はその原因と病気について書きたいと思います。

昼間に感じる強い眠気の原因

昼間の眠気は様々な原因で起きます。

仕事やゲームなどで慢性的に夜更かしや睡眠不足になっている人は、体内時計がずれてしまい、そのつけが昼間に襲ってきます。

妊娠初期の人や生理前、生理中の人は、プロゲステロンという女性ホルモンが増えることで、眠気を起こすことがあります。

また、昼食後は胃腸の働きが活発になり、全身に回っていた血液の一部が消化器官に集まり、脳への血流量が減って脳が酸欠気味になることと、血糖値が急に上がったり下がったりすることで、ひどく眠たくなることがあります。

脂質の摂り過ぎや食べ過ぎは消化に時間がかかるので、眠気が長引きます。

その他にも、悩み事やストレス、お酒の飲み過ぎ、薬の副作用などで昼間に眠気を起こします。

病気が原因で起こる眠気

充分な睡眠時間をとっているのに昼間に眠たくなる場合には、以下のような病気の可能性があります。

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • ナルコレプシー(中枢性過眠症)
  • うつ病
  • むずむず脚症候群
  • 低血糖症

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が何度も短時間止まることによって、睡眠が阻害される病気です。

肥満やもともと喉が狭い、顎が小さい、いびきが激しい人に多く、昼間の眠気が強い場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いです。

この病気の人は睡眠時の方が血圧が高くなりやすく酸素不足が続くため、不正脈や心不全、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、認知症など様々な病気を引き起こしたり突然死の危険があります

ナルコレプシー(中枢性過眠症)

脳の睡眠と覚醒を切り替えるオレキシンというホルモンが足りないために起こる病気です。

中高生に多く、非常に強い眠気が襲ってきて突然体の力が抜けて眠ってしまうのが特徴で、仕事中や食事中、会話中など時と場所を選ばずに眠ってしまいます。

ナルコレプシーも比較的多い睡眠障害で、突然脱力して倒れたりするので、事故に繋がる可能性もあります

うつ病

何も思い当たる節がないのに気分が落ち込んだり、意欲の低下、思考力の低下、自殺または自傷行など様々な症状がある精神疾患です。

うつ病の人は昼間の眠気が通常の人の2~3倍になると言われているほど、不眠や過眠の症状が出る人が多いです。

特に冬場は「冬季うつ」と言われる、倦怠感や強い眠気などの症状を起こすことがあります。

むずむず脚症候群

寝床に入ると足がむずずむずし、虫が這うような感じがある病気です。

強い不快感に襲われ眠りが浅くなり、昼間に眠気が強くなります。

足や下半身に症状が出る人が多いですが、お腹や腕、顔に出る人もいます。

脳の神経伝達物質に何らかの理由で異常が起きることが原因で、薬による治療で良くなる可能性が高いです。

低血糖症

血糖値が急に上がったり下がったり、安定してコントロールできなくなる病気で、イライラや不安感が出たり、急な眠気に襲われます。

炭水化物や甘いものなど、糖質の多い食べ物を食べ過ぎると「低血糖症」になると言われています。

昼間の眠気解消法

病気が原因でなければ、様々な解消法があります。

まず一番に自分に最適な睡眠時間をとり、睡眠の質を上げることから始めましょう。

体内時計を戻すことで、昼間の眠気が解消されます。

成人の場合、睡眠時間が7時間前後であると、死亡リスク・生活習慣病リスクが低いと言われています。

昼食は炭水化物や甘いものを摂り過ぎず、たんぱく質や野菜をしっかり摂り、消化の良いものを腹八分目に食べることで、消化の為に血液が使われて眠くなるのを少しでも軽減します。

眠気覚ましに効く中衝というツボを押すことで、眠気が覚めます。

手の中指の爪の、人差し指側の生え際の2mmほど下にあり、大きく深呼吸しながら、反対の手の親指と人差し指で挟み込んで強く揉むと高い効果が得られます。

仮眠が許される状況なら、コーヒーや緑茶などのカフェインを摂り、15~20分ほど昼寝するのも良いです。

カフェインは約20分後に体内に吸収されて効いてきますので、短時間で起きたい時に最適です。

他にも、ぬるめのお風呂にゆっくりつかり女性ホルモンのバランスを整えたり、両手を同時に開いたり閉じたりすることで、脳の脳幹網様体を刺激して眠気を抑えたり、漢方薬やストレッチで解消することもできます。

まとめ

毎日充分な睡眠時間をとっているのに昼間に眠たくなる場合は、病気による眠気の可能性があります。

昼間眠気に襲われると仕事や勉強の効率も下がってしまいますし運転や機材の操作などは特に危険を伴います。
何よりも眠気を我慢しながら生活することは本人にとっても非常に辛いことだと思いますから、慢性的に強い眠気が続くような場合には、たかが眠気だからと油断せずに一度医療機関で診察を受けてみるとよいでしょう。

特に睡眠障害で最も多い睡眠時無呼吸症候群は、命に関わる様々な病気を引き起こしたり突然死の危険がある場合があるので注意しましょう。

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