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まぶたがピクピク痙攣する時の原因と対処法|ストレス or 眼瞼痙攣

2016/08/28

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急に目の周りがピクピクと痙攣し始めたという経験をお持ちの方はいませんか?
まぶたの痙攣は様々な原因で起こりますが、中には大変危険な病気が原因の場合もありますのでしっかりと症状を確認しましょう。

まぶたがピクピク痙攣する

自分の意志とは無関係にまぶたがピクピクと動く、これは何かしらの原因によって目の周りの筋肉が痙攣して起こります。

症状を不快に感じる方も多く、ひどい時には家事や仕事などの作業に悪影響を及ぼすこともあります。痛みを伴うことはまず無いため軽く考え放置してしまいがちですが治療が必要な脳の病気が原因になっていることもあるので、症状が長引く場合やひどい場合には一度眼科や神経内科を受信しましょう。

今回はそんなまぶたや目の周りの痙攣の原因と対処法についてご紹介していきます。

様々な痙攣の症状と原因

結論から言うとまぶたが痙攣する原因の95%以上は眼精疲労(目の疲れ)やストレスからきています。重大な病気や脳の障害が原因になっている場合は非常に少ないので安心してください。とは言え危険なケースもあり用心するにこしたことはありませんから、不安な場合は医師の診断を受けましょう。

ではここからまぶたが痙攣する原因を一般的なもので危険度が低いものから順番に挙げていくことにします。

眼瞼(がんけん)ミオキミア

眼瞼ミオキミアの症状

名前だけ聞くと何やら難しそうで恐ろしくも感じますが安心してください。これは痙攣の原因として最もよく見られる疾患で多くの場合、どちらか片側のまぶたに症状が現れます。稀に両方の目に症状が出ることがある他、口の端がピクピクと引きつることがあるようです。この痙攣の症状は1回が数秒から長くて数分程度持続し自然に収まります。特に前ぶれはなく日常生活のふとしたときに症状が現れます。

眼瞼ミオキミアの原因

眼瞼ミオキミアは眼精疲労、ストレス、睡眠不足によって起こります。特に20代の若い女性に多く見られますが男性にも見ることができます。

多くの場合、一晩ゆっくり睡眠を取れば回復します。翌日以降に症状が続くような場合も意識して休息をとり目を休めるようにすれば長くとも数日中には症状が治まります。

どうしても気になる場合には脳外科でMRIなどの検査を受け、運動神経の興奮を抑えるためのお薬をもらうこともできます。

ドライアイ

ドライアイの症状

ドライアイはまぶたが痙攣すると言うよりも、目の粘膜の異常によって瞬きが増えると言った症状が見られます。目を保護している涙や粘膜に異常が起こることにより目が疲れる、乾く、しみる、痛いなどの症状が現れ、そのために長時間目を開けているのが困難になり瞬きの回数が増えます。また、普段よりも光を眩しく感じたり、視界がぼやけたりすることもあります。

ドライアイの原因

ドライアイは眼精疲労または乾燥によって引き起こされます。特に以前と比べてパソコンやスマートフォンの画面を見ることが増えた現代人にとっては非常に身近な病気となってきました。また、エアコンによる空気の乾燥やコンタクトレンズの影響で眼球内の水分が失われることも原因の一つです。そのほか夜更かしのし過ぎによっても症状が現れることがあります。

治療には十分な休息をとる必要があり、ドライアイ用の点眼薬を使用するも効果的です。

チック症・眼部チック

眼部チックの症状

チック症とは体の特定の部位に対して、突発的に不随意に(本人の意志とは関係なく)急速な運動が起こるというもので、他者から見るとそれは癖のように見えます。眼部チックはこれが眼の周囲の運動神経に現れたもので、頻繁な瞬きが症状として現れます。基本的には幼少期の子供に見られ3~4歳で発症し7~8歳でピークを迎えます。成長とともに自然に治まるとされています。

眼部チックの原因

眼部チックに限らずチック症の原因は身体的原因と心的原因が相互に関係していると言われています。先天的なものであるという見解がある一方でストレスなどが原因となる場合もあります。いずれにせよ認知行動療法的な治療が有効とされておりストレスへの適応性を高める訓練をし人格的な発達を目指すことで症状が緩和される他、本人の成長とともに症状は改善します。重症の場合は薬物療法が行われることもあります。

片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)

片側顔面痙攣の症状

はじめは、どちらか一方の目の周りが痙攣するという症状が現れ、病気がが進行するとだんだんと広がっていき顔の片側全体が痙攣するようになります。耳鳴りがする、顔が引きつったように歪む、痙攣している側の目を開くことが困難になる、などの症状が現れます。動脈硬化とも関係しているため50代以上の方に多く見られます。

片側顔面痙攣の原因

悪玉コレステロールなどの影響で硬化した動脈によって血管の弾力性が失われ、蛇行した血管が顔面神経(顔の筋肉を動かす神経)を圧迫することが原因です。血管と神経がぶつかる箇所で血液を送り出す力が神経に伝わりこれが痙攣を引き起こします。内服薬で症状を緩和できる他、ボツリヌストキシン療法と呼ばれる目の周りの筋肉に薬剤を注射する治療法があります。重症の場合は、神経と血管の間にクッションを作る手術が必要な場合があります。また、悪性の脳腫瘍が原因になることもあり、この場合も手術が必要になります。

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)/眼瞼ジストニア

眼瞼痙攣の症状

初期の段階では、眩しく感じる、目が乾く、まぶたの周りがピクピクと痙攣するなど、症状がドライアイとよく似ているため、この病気の発見が遅れることがあります。眼瞼ミオキミアや片側顔面痙攣と違って両目に症状が現れることが特徴です。症状がひどくなるとまぶたが重く感じられ目を開けておくことが困難になることもあり、極稀に全く目を開けることができなくなり視力はあるにも関わらずものを見ることができなり、失明したのと同じような状況に陥ることがあります。40代女性や中高年の男性で多くの症例が報告されています。

眼瞼痙攣の原因

残念ながら正確な原因が解明されていません。原因であると考えられているものに、角膜の病気が関係している、大脳の一部に機能障害が発生している、精神薬の服用が関係している、などがあります。重度の症状が現れると本人に危険が及びますが既述のようにドライアイと混同されがちで発見が遅れる場合があります。医師の診断を受ける際には症状を出来る限り具体的に説明しましょう。

  • 症状が現れ始めた時期
  • どのくらいの頻度で症状が出るか
  • 症状は片側だけか両側か
  • 目の痒みもしくは痛みはあるか
  • 服用中の薬はあるか

原因が完全に解明されていないため、根本的な治療法がありません。また、自然に治ることも稀だと言われています。
現在有効とされている治療法には前述のボツリヌス療法や薬物内服療法、外科手術によって目の周りの筋肉を切り取る治療などがあります。

目の痙攣の予防と対処・治療法

ここまでいくつかの病気と原因を見てきました。中には症状が激しく治療が難しいものもありますが、実際に起こる瞼の痙攣はストレスや疲れが原因の一時的なものが大半で重大な疾患の可能性はごく僅かです。

少し無理をし過ぎたり頑張りすぎが原因の場合がほとんどですので、普段から自身の体調についても目を向けて気にかけることはとても大切です。パソコンやスマートフォンの画面を見る機会が多く目を酷使しがちな方も多いかと思いますが少し疲れたなと思ったら次のような方法で目を休めてあげてください。

遠くを見つめる

目を閉じた状態で大きく眼球を動かす

十分な睡眠をとる

意識してまばたきの回数を増やす

普段から仕事でパソコンを使う人は特に注意して目を休めるようにしましょう。またコンタクトレンズの使用は乾燥など原因になりますか注意しましょう。

そして症状が長引く時や不安に感じた時は、迷わず医師の診断を受けましょう。何事も早期の発見が今後の治療に大きく影響するものです。

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