英語の杜

英語学習のツボを突く世界一役立つ英会話情報サイト

英会話Tips 英語学習法

相手の英語が聞き取れないときに役立つ英会話表現|聞き返しの会話力

2017/01/27

どんなに一生懸命英会話の練習をしても、実際の会話ではどうしても相手の話した内容を聞き取れないことがあるのは仕方のないことです。

そんなとき、聞き取れていないのに「うんうん」と頷いているのは、特に海外では失礼に当たります。
理解できていないのに頷いていると、後でとんでもない間違いが起きてしまうなんてこともあるかもしれません。

相手の話した内容を聞き取れなかった際に適切に聞き返したり相手の話し方を調節してもらうための表現はとても重要です。

逆にこれらをしっかりと使いこなせればリスニングや語彙力に自信がなくてもコミュニケーションをぐっと潤滑に進めることができるようになります。
上手く相手に聞き返す方法をマスターして会話の調整力をつけましょう。

聞き取れないときの3つの対応策

どんなに頑張って耳を澄ませても相手の言葉が聞き取れないという状況は必ず起こります。
これはネイティブ同士の会話でも起こることですから仕方のないことなのです。

あなたは話された内容が聞き取れなかった際にどんな反応をしますか。
現実的には次のような3つの対応をするとよいでしょう。

  • もう1度言ってもらう
  • 聞き取り易い話し方にしてもらう
  • 別の表現に変えてもらう

まず、1度で聞き取れなくても、もう1度聞くと分かるということもありますから再度言い直してもらうというのは有効な方法です。

次に、そもそも話すスピードが早すぎて聞き取れなかったり、もっとはっきりと分かりやすい話し方をしてほしい場合に相手に話し方を調整してもらうというのも必要になるかもしれません。

また、聞き取れてはいても知らない単語や表現方法が多く含まれて理解できないということもあるでしょう。
そんなときは、単語の意味を聞き返したり、別のもっと易しい表現に言い換えてもらうというのも良いでしょう。

今回は相手の英語が聞き取れなかったときに役立つ表現を上記の3つに分けて解説します。

もう1度言い直してもらう

内容をもう1度聞きたいときに最も身近で簡単な表現から紹介していきます。

  • Excuse me?
  • Sorry?
  • Pardon?
  • Pardon me?

これらの4つに違いがあるかというと、意識するほどの違いはないと言えます。

どれも聞き取れなかったことを謝罪する言葉なので失礼にもあたりません
「え?ごめんなさい、なんですか?」というニュアンスになります。
ネイティブも日常的によく使う、最も一般的な表現です。

好みで使いやすいものを使うとよいでしょう。

二人きりの会話であれば「Sorry?」と言うだけでもほとんどの相手は再び言い直してくれるはずです。
しかし、複数人で会話している場合や、明確にもう1度言い直すようにお願いする場合には次のような表現を使います。

Can you say that again?
もう一回いってくれますか?

Can you repeat that?
繰り返してもらえますか?

Can you go over that again?
もう一度最初から言ってもらえますか?

「もう一度言ってもらえますか?」とはっきりお願いをする表現です。
丁寧に伝えたいのであれば、「Can」を「Could」に変えたり、「please」を最後に付け加えてもよいでしょう。

また、「mind」を使った次のような表現にすればさらに丁寧になります。

Do you mind saying that again?
もう一度おっしゃっていただけますか?

Would you mind repeating that?
繰り返していただけませんでしょうか?

聞き易い話し方にしてもらう

聞き取れなかった理由がはっきり分かっている場合には、相手にそれをきちんと伝えたほうが次に聞き取れる確率がアップするでしょう。
分かったふりをするという方が迷惑になりますから積極的に話し方の調整をお願いしていきましょう

相手の話すスピードが速すぎた場合にはこんな風にお願いしてみましょう。

Can you speak more slowly?
もう少しゆっくり話してくれませんか?

I'm sorry, please talk slower.
すみません、もっとゆっくり話してください。

Please, slow down a little.
少し速度を落としてください。

2つ目の例文にある「slower」は「slow」の比較級です。
文法に敏感な方はここで疑問に思うかもしれません。

「slow」は「ゆっくり」という意味の形容詞で「slowly」は副詞と覚えているかと思います。

もちろんそれで正解なのですが、「slow」自体にも副詞としての用法があり「slowly」よりもさらに強調して「ゆっくりと」を表現することができます。

これを踏まえると2つ目の例文の「slower」は副詞としての「slow」の比較級であることが分かります。

次に相手の喋り方が聞き取りづらい場合には次のようにお願いすることもできます。

Could you please speak more clearly?
もう少しはっきりと話してもらえますか?

話し方を変えるよう頼むというのは少し抵抗があるという人もいるかもしれません。
そんなときは自分がまだ英語に慣れていないことなどを合わせて伝えれば相手も理解してくれるはずです。

I have just started learning English recently.
最近、英語を勉強し始めたばかりなんです。

I'm not good at listening English.
英語の聞き取りが苦手なんです。

言葉の意味が分からないときの

相手が話した内容を聞き取れてはいてもその意味が分からないということもあります。
難しい言葉や表現が理解できない場合に、こんな聞き方はいかがでしょうか?

Can you say that in easy English?
優しい英語で言ってもらえませんか?

Can you say that in another way?
別の言い方で言ってもらえませんか?

単純によく意味がわからなかった場合にはこんな聞き方でもよいと思います。

Sorry, I didn't understand that.
すみません、理解できませんでした。

What dose it mean?
それはどういう意味ですか?

What do you mean?
どういう意味ですか

具体的に理解できない言葉や知らない表現がはっきりしている場合は、その語句の意味を尋ねてみましょう

I don't understand the word "A".
Aという単語が理解できません。

What does the word "A" mean?
Aという単語はどういう意味ですか?

What's the meaning of the word "A"?
Aという単語の意味は何ですか?

単語ではなく「~というフレーズの意味は何ですか?」と聞きたい場合は「the word "A"」の部分を「the phrase "~"」に変えるとよいでしょう。

最後に相手が話した内容と自分が理解した内容がずれていないか確認するためのフレーズを紹介しておきます。

「You mean that [理解した内容] right?」と聞くことで「君が言いたいのは~ってことだよね?」と確認することができます。

You mean that you will arrive tomorrow, right?
君は明日到着するって意味だよね?

相手が話したことに対する理解度に自信がない場合はこのように聞き返せば不安はなくなりますね。

まとめ

今回は「聞き返しの会話力」ということで、相手の話した英語が聞き取れないときの対応や便利なフレーズを解説しました。

相手の言ったことが分からなかった場合には「もう1度言ってもらう」「聞き取り易い話し方にしてもらう」「別の表現に変えてもらう」などの対応が考えられます。

二人で会話をしている状態なら「Excuse me?」「Sorry?」「Pardon?」と聞き返すだけでも、もう1度言い直してもらえることでしょう。

具体的に再度繰り返すようにお願いする際は「Could you say that again?」というように尋ねるのがよいでしょう。

ゆっくり話してもらうための「Can you speak more slowly?」「I'm sorry, please talk slower.」や、はっきりと発音してもらうための「Could you please speak more clearly?」も覚えておきましょう。

聞き取れても単語やフレーズの意味が分からないときには「Can you say that in easy English?」と頼んで別のもっと易しい言い方で言い直してもらいましょう。

具体的に分からない語句があるなら「What does the word "A" mean?」「What's the meaning of the phrase "~"?」というようにその語句の意味を聞くのも有効です。

聞き取れなかったことを恥ずかしがってうやむやにしてしまうと英会話力もなかなか向上しません。
たとえリスニングが苦手だったとしても、適切な聞き返しができるようになれば、自信を持って会話をすることができます。

そうすれば、これまで以上に楽しみながら英語でのコミュニケーションができるようになるはずです。

-英会話Tips, 英語学習法

目次に移動