英語「何とかして…する」「どうにかして」の表現方法|英会話Tips
「この仕事何とかして終わらせないと!」そんなとき、英語で「何とかして~する」はどのようにして表現すれば良いのでしょうか?
今回は主に使われる5つの表現方法をご紹介します。
manage to ~ / 何とか~する
「何とかして~する」と言いたいときに、一番使用頻度の高い表現方法です。
「manage」は、「何とか成し遂げる、何とかやっていく、上手に扱う、経営[運営]する」などの意味を持っていて、時に困難な状況で「なんとか対処する」ことを表します。
I manage to squeeze in time for myself.
私は自分のための時間を何とか取ります。
I managed to survive the greatest crisis.
私は最大の危機を何とか乗り越えました。
Can you manage?
何とかなるかな?
Sure, I’ll manage.
もちろん、何とかしますよ。
I managed to finish the work.
なんとか仕事を終えたよ。
I wonder if she can finish it on time.
彼女は時間までに終わらせることができるのかな。
Don’t worry, she’ll manage.
心配すんな、彼女は何とかするよ。
somehow / 何とかして
「somehow」は以下のような2種類の意味を持っています。
- 何とかして、どうにかして、何とかかんとか、ともかくも
- どういうわけか、なぜか、なんとなく、どうも
ここで使うのは上の意味のほうで、「somehow」は文頭、文中、文末に置くことができます。
Somehow or other.
何とかして!
I was somehow able to solve that issue.
私は何とかその問題を解決することができました。
I will somehow scrounge up those food expenses.
私は何とかしてその食費を捻出します。
I was somehow able to solve that issue.
なんとかその問題を解決することができました。
I'll get to the station somehow.
なんとかして駅へ向かいます。
He can look after the child somehow.
彼が何とかしてその子の面倒を見てくれるだろう。
at any cost / 何がなんでも
「at any cost」は、「どんな代償や犠牲を払ってでも」というニュアンスで、「何がなんでも、何としても、是が非でも」という意味になります。
I want to go there at any cost.
私は何がなんでもそこに行きたいです。
I will take victory at any cost.
私は何としても勝利を手にします。
I wanted to eat that at any cost.
私はそれをどうしても食べたかったです。
by all possible means / 何がなんでも
「by all possible means」は、「可能な限りのあらゆる手段を用いて、手を変え品を変えて」というニュアンスで、「何がなんでも」という意味になります。
I tried to persuade him by all possible means.
私は何とかして彼を説得しようとしました。
We must avoid war by all possible means.
戦争は何がなんでも避けなければならない。
barely / かろうじて
「barely」は、「かろうじて」という意味を持っていますが、これを言い換えれば「何とかして~する」となります。
I barely caught the train.
私はかろうじて電車に間に合いました。
(私は何とかして電車に間に合いました。)
I can barely missed being killed in the accident.
私はかろうじて事故死を逃れることができました。
(私は何とかして事故死を逃れることができました。)
まとめ
英語で「何とかして~する」と言いたいときには、「manage to ~」、「somehow」、「at any cost」、「by all possible means」、「barely」の5つの表現方法が使われることが多いです。
単語の意味やニュアンスが微妙に異なるので、シーンに合ったフレーズで表現しましょう。