英語の杜

英語学習のツボを突く世界一役立つ英会話情報サイト

英文法

英語の自動詞と他動詞の違いって?|5分で復習英文法

2016/08/16

que

中学校で学ぶ自動詞と他動詞ですが、「ややこしい」「見分け方が分からない」といった方が多いので、今回は自動詞と他動詞の根本的な機能について説明します。

自動詞と他動詞の使い方を理解するのは英語を学ぶ上で非常に大切なことです。

難しいようで難しくないので、しっかりと覚えておきましょう。

自動詞・他動詞の定義

今まで、他動詞は「目的語を必要とする動詞」、自動詞は「目的語を必要としない動詞」だと教えられた方は少なくないと思います。

間違いではないのですが、一度その考え方は忘れてください。

目的語は日本語の「~を、~に」にあたる言葉で、それを基準に見分けようとするから混乱するのです。

正確には、

  • × 目的語がないからその動詞は自動詞  ○ 自動詞として使うから目的語が不要
  • × 目的語があるからその動詞は他動詞  ○ 他動詞として使うから目的語が必要

です。では、その自動詞と他動詞の定義はというと、

  • 自動詞: 自己完結する動作を表す動詞
  • 他動詞: 対象に何らかの影響を及ぼす動詞

です。

自動詞をcry(泣く)という動詞を使って説明すると、

I cried.
私は泣いた。

泣くという行為は主語である「私」が一人で行い、誰にも何にも影響を与えず自己完結しているので、これは自動詞となります。

自動詞の例

  • die (死ぬ)
  • disappear (消える)
  • happen (起こる)
  • smile (笑う)
  • cry (泣く)
  • go (行く)
  • run (走る)
  • sit (座る)
  • sleep (寝る)

他動詞をbuy(買う)という動詞を使って説明すると、

I will buy this book.
私はこの本を買います。

本を買うという行為は主語である「私」が対象物「本」に何らかの影響を及ぼすので、これは他動詞となります。

他動詞の例

  • build (建てる)
  • buy (買う)
  • catch (捕まえる)
  • cut (切る)
  • use (使う)
  • sell (売る)
  • like (〜が好き)
  • forget (忘れる)
  • convince (説得する)

自動詞・他動詞両方で使える動詞

多くの動詞は自動詞・他動詞という分類があらかじめ定められているわけではなく、文中での使われ方や状況次第で、自動詞・他動詞のどちらにもなることができるのです。

closeという動詞を使って例えると、

自動詞close: The window closeed.
窓が閉じた。(窓が閉まる動作が単に行われて自己完結した)

他動詞close: I closeed the window.
私は窓を閉めた。(私は窓に影響を与えた)

自動詞・他動詞両方で使える動詞の例

  • break (壊す・壊れる)
  • change (変える・変わる)
  • dry (乾かす・乾く)
  • improve (改善させる・改善する)
  • stop (止める・止まる)
  • drop (落とす・落ちる)

自動詞・他動詞の見分け方

初めのほうでも言いましたが、目的語(日本語に訳して「~を、~に」)があれば必ず他動詞だと勘違いしていると混乱しますので注意してください。

I go to park every day.
私は毎日公園に行きます。

上記の英文は「公園に」という目的語がある他動詞の文のように思えますが、「go」は自動詞です。

大切なポイントですので、ここはしっかり覚えてください。

自動詞は前置詞を直後に置いて熟語となり、後ろに前置詞の目的語を置くことが出来ます

つまり「go to」、「look for」、「look at」などの熟語が入ると、その動詞は自動詞ということになります。動詞+前置詞=自動詞

自動詞を使うことで何かの対象に影響を与えるわけではないですが、前置詞を伴えばその自動詞の動作が向かっている方向性を指定することができるのです。

反対に自動詞と間違いやすい他動詞もあります。

間違えやすい理由は前置詞が要りそうに見えて、実は要らない他動詞があるからです。

前置詞が不要な代表的な他動詞

M marry ~と結婚する

A attend   ~に出席する

M mention  ~に(ついて)言及する / ~に軽くふれる

A approach ~に接近する

R resemble ~に似ている

O oppose  ~に反対する

R reach   ~に到着する

O obey    ~に従う

D discuss  ~について話し合う

E enter   ~に入る

目的語を省略できる他動詞

何度も言いますが、目的語(日本語に訳して「~を、~に」)があれば必ず他動詞だと間違った覚え方をしていると自動詞・他動詞を見分けることは出来ません

他動詞でも文脈によって目的語が明確に特定できる場合、目的語の記載を省略することが出来ます。

He don’t have a car. He can’t drive.
彼は車を持っていない。彼は運転できない。

I don’t smoke.
私は喫煙しない。

She asked a question and he answered.
彼女は質問をし、彼が答えた。

自動詞・他動詞を見分ける最も確実な方法は「文の意味」を理解することです。

まとめ

他動詞は「対象に何らかの影響を及ぼす」自動詞は「自己完結する動作を表す」動詞だと覚えましょう。

他動詞は目的語を伴うことがほとんどですが例外もあり、自動詞は前置詞を直後に置いて後ろに前置詞の目的語を置くこともあります。

自動詞・他動詞を見分けるときは、文の意味をよく理解しましょう。

-英文法

目次に移動