英語「miss you」の意味と使い方|ネイティブが使う「I miss you」
2016/11/14
英語には相手と会えないときによく使われる表現で「I miss you.」というものがあります。
映画やドラマではおなじみの表現ですが、なかなか直訳するのが難しい表現でもあります。
というのも「miss」という単語に置き換える言葉がそのときの状況によって違うからです。
「I miss you.」のような日本語にはない表現をさらっと使いこなせればかっこいいかもしれませんね。
今回はこの「miss you」をネイティブの人たちがどのようなイメージを持って使っていいるのかを詳しく解説していきます。
「I miss you」の意味
まず「miss」という単語の意味ですが、「ミスした」のように使われる「し損なう」という意味が代表的ですが、ほかにも沢山の意味があります。
取りそこなう、取り逃がす、乗りそこなう、(…を)欠いている、間に合わない、会いそこねる、(…を)見つけそこなう、見落とす、(…を)聞きそこなう、聞きもらす、見逃す
「miss」を使った例文
- miss one's step
段を踏み外す - miss breakfast
朝食を食べそこなう - miss (seeing) the movie
映画を見逃す - miss an appointment
約束を果たせない - miss the rush hour traffic
ラッシュの時間を避ける - miss in business
事業に失敗する - I missed the train by 3 minutes.
3分差で列車に乗り遅れた。 - My cat is missing from morning.
うちの猫が朝から行方不明なの。
「miss you」というフレーズでは「(…を)欠いている」という意味でmissが使われていて、あなたが居なくて心が満たされないという切ない気持ちを表現としています。
I miss you.
会えなくて寂しい。
また、引っ越しや転勤でこれから会えなくなる人には未来形でmiss youを使います。
I’ll miss you.
I’m going to miss you.
会いたかった人に久しぶりに会えたときには過去形で使います。
I missed you.
I miss you.の時制には注意が必要で、別れ際にI miss you.と言ってもI'm here.(ここにいるよ。)と返されてしまいます。
別れる瞬間なら問題ないですが、そんな時は未来形で伝えましょう。
「I miss you.」の使い方
そのまま「I miss you.」だけで使うことも出来ますが、
他にもこんな使い方があります。
How I miss you.
君がいなくてどんなにさびしいか。
I don't wanna miss you.
あなたに会えなくて寂しい思いはしたくない。
I miss youの返し方
I miss you, too.
私も寂しい(会いたい)です。
So do I!
私だって!
I miss you more.
私はもっとよ。
遠距離恋愛をしている人がよく使う表現ですが、恋人以外にも使うことが出来ます。
例えば、みなさんは日本語で「会いたい」や「会いたかったよ」と伝えるときにどんな気持ちで言っているでしょうか?
状況によっては恋愛感情を含んだ場合だけでなく、家族や同性異性関係なく友人にも「会いたい」としばしば言っているかと思います。
「I miss you.」を恋人以外に使うと勘違いされたり誤解を招くと思って使わない方も多いですが、
なかなか会えない海外の友人やホームステイでお世話になった人にこそ英語で「I miss you.」と伝えるべきだと思います。
まとめ
今回はネイティブの人々が「I miss you.」というフレーズをどんな状況で、またどんな気持ちで使っているかについて解説しました。
「miss」という単語は「し損なう・欠いている」というのが主な意味ですが、そこから寂しくて心が満たされないという切ない気持ちを表現しています。
「I miss you.」は相手と「会えない・会えなくなる状況」において寂しさを表す表現で、恋人同士ではよく使用されますし家族や友人に対しても使用することができます。