英語「how about」の意味と使い方|英会話フレーズ集
2016/07/27
相手に情報を分かりやすく伝えるポイント「5W1H」。その中の「How」には様々な使い方がありますが、日本人が特に間違えやすい「How about」について説明します。
「How about」とは
まず「how」には、どんなふうに、どんな具合に、どんな方法で、しかた、どうやって~するか、どんな状態で、どう、どんな意味で、など沢山の意味があります。
そして「about」には、~について、~に関して、~に対して、などの意味がありますので、
「How about」は
- 〔相手の意見や考えを求めて〕~についてどう思いますか?、~についてはどうお考えですか?
- 〔提案・勧誘〕~してはどうですか?、~はどうですか?、~はどうだろう、~はいかが?
という意味になります。
「about」の後には名詞(句)か動名詞を置いて使いますので、様々なことに関して質問することできます。
例:相手の意見や考えを求めるときの使い方(同じ質問を返す)
Did you have lunch?
昼食はとりましたか?
Yes.Already.How about you?
はい、もう食べました。あなたは?
Not yet.
まだです。
例:提案または勧誘するときの使い方
Why don’t we go to lunch?
一緒にランチ行かない?
How about sushi?
じゃあ、お寿司でもどう?
What are we gonna do?
何しようか?
How about going to the movies?
映画でも観に行かない?
同じ意味を持つ「What about」と比較
「What about」も「How about」と同様に「~についてどう思いますか?、~はどうですか?」という意味を持ちますが、次のように使い分けます。
「What about」
「~はどうするの?、~はどうなの?、~はどうしたらいいの?」というように、反対意見を言ったり、何か問題がありそうなとき、相手に対して何か注意したい場合に具体的な相手の意見を求める感じで使います。
I plan to hang out with my friends tomorrow.
明日は友達と遊ぶ予定です。
What about your work?
仕事はどうするの?
「How about」
相手が「どう感じているか」人の意見や考えに耳を傾ける姿勢を持つニュアンスが含まれているので相手の考えを確認する場合、もしくは何かを提案する場合に使います。
What are we gonna do?
何しようか?
How about going fishing?
釣りに行くのはどう?
質問に対して「あなたは?」と同じことを聞き返したいときには「How about you?」と「What about you?」どちらでも問題ありません。
まとめ
会話の始めに「~はどうですか?」と聞く場合には、通常「Would you like~」や「How is~」などを使い「How about~」は使いません。
「How about」は聞き返しや繰り返しでよく使うとても便利なフレーズですが、基本的には2つ目以降の質問に使います。