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「have to」と「must」の違いと使い方|英会話Tips

2016/07/27

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英語には似たような意味を持つ単語が沢山ありますが、その微妙なニュアンスの違いを理解していないと、ネイティブスピーカーに通じなかったり誤解されてしまうこともあります。

「have to」と「must」も微妙なニュアンスの違いを持つ表現の一つです。

助動詞「must」の注意点

「have to」「must」もどちらとも「~しなければならない」と言う意味を持っていますが、have to = mustは間違いです。
まずそもそも助動詞「must」に過去形がないので、「have to」が必要となります。
例えば、「あなたは日本語を勉強しなければならなかった。」を英文にすると、
「You had to study Japanese.」となります。

「have to」と「must」の違い

まず「have to」の意味は、

  • 〔外的な条件により〕~しなければならないと感じる、~する必要がある、~すべきである
    ~しないと気が済まない、~しないではいられない
  • 〔必然的に〕~するしかない、~するほかない、~するより仕方がない、~せざるを得ない、~しないわけにはいかない、~する必要に迫られる、余儀なく~する、~する羽目になる

対して「must」の意味は、

  • ~しなければならない、~する必要がある
  • 〔義務により〕~せざるを得ない、~しないではいられない、~しないと気がすまない、どうしても~してしまう、~しなくっちゃ

「have to」と「must」の違いが最も分かりやすいのは「否定文」です。

not have to   ~しなくても良い
must not      ~してはいけない

「not have to」は不要の意味を持ち、「must not」は禁止の意味を持ちます。

You don't have to study Japanese.
あなたは日本語を勉強する必要がない

You must not study Japanese.
あなたは日本語を勉強してはいけない

「have to」と比べると「must」は強いニュアンスを持ったフレーズで、
命令のような強制的なニュアンスが出てしまうので注意が必要です。

「have to」と「must」を使い分ける

相手に対して「~しなければならない」と言うときには気分を害さないように弱めの表現である「have to」を使い、自分の意志や思いを強く表現するときには「must」を使います。

例えば、「野菜をもっと食べなければならない。」という場合

You have to Eat a lot of vegetables.
野菜をもっと食べないといけないよ。【相手に対して柔らかい表現】

I must Eat a lot of vegetables.
私は野菜をもっと食べなければならない。【自分の意志を強く表現】

また、客観的に「~しなければならない」と思う場合には「have to」を使い、主観的に「~しなければならない」と思う場合には「must」を使います。
例えば、「私は出掛けなければなりません。」という場合

I have to go out.
「自分としては出掛けたくないのですが、予定があるなどちょっと事情があるので出掛けます」というニュアンス。  外的要因

I must go out.
「自発的に出掛けます」  自分の決断

人に使う場合には「must」ではなく「have to」を使ったほうが無難です。

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