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「禁止と許可」に関する英語|許可を求める・許可を出す英会話表現

「~してもいいですか?」と誰かに許可を求めるという状況は日常生活の中でもよくあります。
逆に誰かに許可を求められた際に許可を出す、あるいは許可できないと伝えるということもあるでしょう。

また、許可には「テレビつけていい?」というような身近な場面で求める許可や、「明日は仕事を休んでもいいでしょうか?」というようにフォーマルな場面で求めるものがあります。

許可の求め方は状況や相手によってふさわしい表現をする必要がありますね。

今回はこのような許可に関する英語表現について解説していきます。

許可を求めるときの表現

それでは、自分から許可を求めるときの表現から見ていきましょう。

1. Can I ~ ?/ May I ~ ?

「Can I ~ ?」「May I ~ ?」は最もよく使われる一般的な表現で、許可を求めるときにはとても便利な表現です。

どちらも許可を求める表現ですが、理解しておくべ点がいくつかあります。

1つは「Can I ~ ?」と「May I ~ ?」は同じような状況で使えるフレーズですが厳密にはニュアンスが異なるということです。

「Can I~?」は自分がそれをすることが可能かどうかを問う表現であり、「May I~?」は相手がOKかどうかまたは、規則上可能かどうかを問う表現であるということです。

「May I~?」は「Can I~?」の丁寧な表現と理解している方もいるようですが、「Can I~?」の丁寧な表現は「Could I~?」で少し違います。
相手の気持ちを気遣いお伺いを立てる場合には「May I~?」と覚えるのが正解です。

Can I smoke here?
ここが喫煙可能な場所かどうか聞いている。

May I smoke?
タバコを吸っても迷惑でないかどうか聞いている。

もう一つは、それをするのに本来許可を得るということがおかしい行為には、「May I~?」は使えないという点です。

例えば喫茶店で紅茶を注文するような場合、紅茶を注文する、飲むということについてお客さんがスタッフに許可を求めるのは不自然なため「may」は使わないということです。

(○)Can I have a cup of tea?
(✖)May I have a cup of tea?
紅茶をいただけますか?

レストランなどでも丁寧に伝えようとして「May I」を使ってしまうと、とてもおかしな感じになります。
レストランでする注文内容に店員の許可は必要ないからです。

このように、本来相手の許可などは必要ではないことに「May I~?」を使うのはNGなので注意しましょう。

2. I want to ~ OK?

「I want to ~ OK?」はカジュアルな表現で家庭内や友人同士でよく使われる表現です。
ビジネスシーンや目上の人に許可を求める場合はもう少し丁寧な表現を選んだほうがよいでしょう。

「~したいんだけど、いいかな?」というニュアンスです。

I want to change the channel, OK?
チャンネル変えたいんだけどいい?

3. Is it all right if I ~ ?

直訳すると「もし私が~しても大丈夫ですか?」という表現です。
「all right」の部分は「OK」に変えても同じ意味になります。

Is it all right if I call you back later?
後でかけなおしても大丈夫ですか?

4. Do you mind if I ~ ?

「Do you mind if I ~ ?」これまで紹介した3つの表現と比べるとかなり丁寧な印象があります。

直訳すると「もし私が~したら気にされますか?」となり、相手の気持ちを大変気遣う内容の表現です。

Do you mind if I sit here?
ここに座っても構いませんか?

「Do you mind if I ~ ?」は許可を求める以外にも相手になにかしてほしいときや、逆にしないでほしいというときにも便利です。

その際は「mind + 動名詞(~ing)」の形で表現します。しないでほしい時には「mind + not + 動名詞(~ing)」です。

Do you mind telling me your name?
お名前を教えていただけませんか?

Do you mind not sitting here?
ここに座らないでいただけませんか?

また、この表現は「do」を「would」に変えて「if」以下の文章も過去形にすることでさらに丁寧な表現になります。

この「Would you mind if I 過去形~ ?」は許可を求める表現の中でも最も丁寧な表現の1つと言えます。

Would you mind if I stepped out for a minute?
ちょっと中座させていただいいても宜しいでしょうか?

5. Would it be OK if I 過去形~ ?

「Would it be OK if I 過去形~ ?」も先程紹介した「Would you mind if I 過去形~ ?」と並ぶ丁寧な表現の一つで、「もしかして~してもよろしいでしょうか?」という尋ね方です。

本来なら許可を得られないだろう行為や、相手に迷惑になるとわかっているような場合などによく使われる表現です。

この表現のポイントは「if」節内の動詞が過去形であることです。
過去形にすることで「もしかして~しても」という仮定の表現になり、より一歩下がった印象があり遠回しで丁寧な表現になります。

この点は先程の「Would you mind if I 過去形~ ?」にも同じことが言えます。

Would it be OK if I take two days off from tomorrow?
明日から2日間お休みをいただけないでしょうか?

6. permit/permission を使った表現

日常的にはあまり使用されませんが「permit(許可する)」や「permission(許可)」を使った表現もあります。

これらは規則や上司の権限などで正式に許可を出してもらう必要がある場合に使用されます。
ちょっとした頼みごとの際に使うには大げさすぎますが合わせて覚えておくといいでしょう。

Could you permit me to say only a few words?
少しだけ発言を許可していただけませんか?

May I have a permission to enter the building?
ビルへ入場することはできますか?

許可するときの表現

許可を出すときに使えるフレーズは以下のような表現があります。

That's [ OK / all right / fine ].
いいですよ。

Yes you can.
はい、いいですよ。

No problem.
問題ないですよ。

Sure.
どうぞ。

Of course.
もちろんどうぞ。

Why not?
どうぞ、どうぞ。

「Sure」「Of course」「Why not」などを使うと特に快諾しているニュアンスが伝わります。

ここで注意したいのは「Do you mind ~」というように「mind」を使った表現で許可を求められたときです。

許可を求められているので「いいよ」と答えたいときはつい「Yes」と言ってしまいがちです。
しかし「mind」を使った表現は「~したら気にしますか?」と尋ねているので、「Yes」にあたる返事をすると「気にします」という意味になってしまい、許可しないというように伝わってしまいます。

意図した返事とは全く逆になるので気をつけましょう。

このような場合、許可する場合は「気にしないよ、どうぞ」という意味で「No」、許可しない場合は「気にします、やめてください」という意味で「Yes」を使うようにしましょう。

Do you mind if I take it home?
これ家に持って帰ってもいいですか?(持って帰ったら気にしますか?)

No! please do it.
いいえ(気にしません)!どうぞ持って帰ってください。

許可できないときの表現

許可できない場合にはこんな表現ができます。
ストレートな言い方や角を立てない柔らかい言い方など、相手やその場の状況に合わせて使うとよいでしょう。

No, you may not.
いいえ、できません。

Don't do that.
しないでください。

I absolutely forbid it.
絶対にだめです。

I'm afraid you can't .
残念ですが、できません。

I'm sorry I'd rather you didn't.
申し訳ありませんが、しないでいただきたいです。

I'm sorry. Please refrain from ~ing.
すみません。~するのはご遠慮ください。

I'd be pleased if you don't do it.
しないでいただけると嬉しいです。

I'm afraid it is not allowed.
申し訳ありませんが、それは許可されていません。

条件付きで許可する表現

許可をするときに、一定の条件を付与して許可する場合はよくあります。
「~だったらいいよ」「~の場合のみ許可します」といった具合です。

そのような場合には「only if (~の場合のみ)」「as long as (~するならば)」という表現が便利です。

That's OK, only if you are with your parents.
ご両親と一緒ならいいですよ。

OK, as long as you will finish by 9:00.
9時までに終わるのであればいいですよ。

このような表現を使えば許可する条件を事由に設定できるのでぜひ覚えておきましょう。

まとめ

許可を求めるとき、求められたときに役立つ表現をご紹介しました。

許可を求める際には「Can I ~ ?」「May I ~ ?」という尋ね方が最も一般的です。
両者は同じような状況で使用できますが、厳密なニュアンスは少し異なるので注意しましょう。

これら2つに合わせて、カジュアルな表現として「I want to ~ OK?」非常に丁寧な表現として「Would you mind if I 過去形~ ?」を覚えておけば会話に困ることはないでしょう。

許可を求められた際の返答は非常に多くの種類がありますから適切のものを選んで使いましょう。

特に条件付きで許可を出したい場合には、「only if (~の場合のみ)」や「as long as (~するならば)」を使うとよいでしょう。

許可を得るときも出すときも、状況に合わせて、相手の気持ちを考えて、思いやりのある適切な表現ができるようになるとよいですね。

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