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「まずは」「とりあえず」を表す英語表現|状況別ネイティブが使うフレーズ

2017/01/28

普段何気なく使っている「とりあえず」「まずは」という表現ですが、英語での会話にも取り入れることができたら、より微妙なニュアンスが伝えられるようになりますね。

日本語の「とりあえず」「まずは」はそのまま様々な場面で使うことができる便利な表現です。
しかしこれを英語で表現しようと思えば状況に応じて適切な表現を選ぶ必要があります。

今回はネイティブが使う「とりあえず」「まずは」に当たる英語表現を、状況別に解説いていきます。

状況別の「とりあえず・まずは」の表現

とても便利な「とりあえず」「まずは」という表現ですがみなさんはどのような状況での使用を思い浮かべていますか。

飲食店に入って「とりあえずビールで!」と意気込んで注文するシーンでしょうか。
「とりあえず目の前の仕事を片付けよう。」というようなビジネスシーンかもしれません。

「とりあえず」と一口に言ってもその意図や使われる状況は様々です。

英語には「とりあえず」「まずは」に相当する表現が多くありますからそれぞれを状況によって使い分けるようにしましょう。

「とりあえず・まずは」の表現一覧

では具体的に「とりあえず」「まずは」に当たるフレーズを紹介していきます。
それぞれが微妙に異なったニュアンスを持っています。

I'll start (off) with ~

これはレストランや居酒屋など飲食店に入って最初に注文するようなときにはピッタリの表現です。

Can I get you anything to drink?
お飲み物はいかがですか?

I'll start off with a pint of beer!
とりあえずビールで!

こんな光景はよく見かけますね。。

「start off with ~」は直訳すると「~で始める」という意味です。
「off」は「start」を強調するような表現ですが「start with」だけでも同じ意味になります。

「これから色々注文するけど、まずはこの注文で始める」という意味が込められているので、「start off with」の後に「とりあえず」飲みたい物や食べたいものを言えば OKです。

「let's」を使って「Let's start with beer!(まずはビールだね!)」というようにしてもいいですね。

~ for now

「for now」は日本語で言う「今のところ」という意味の表現です。
「start off with」と同じく飲食店では活躍するのはもちろん、それ以外の様々な場面でマルチに使うことができる表現です。

使える状況が多いという意味では日本語の「とりあえず」に最も近い表現と言えます。

Are you ready to order?
ご注文はお決まりですか?

Yes. I'll have salad and a cup of coffee.
はい、サラダとコーヒーをください。

Anything else?
以上でよろしいですか?

That's all for now.
とりあえずそれで。

「That's all for now」は「いまのところ注文がすべてです」という意味になり、「とりあえず」というニュアンスが表現できるわけです。

「for now」は飲食店以外のシーンでもよく使われます

Good bye for now!
とりあえず今はさようなら!(=また会いましょう)

That's enough for now!
とりあえず十分だよ!

Let's try to do it for now !
とりあえずやってみようよ!

このように色々な場面で使用できるのでネイティブも好んでよく使う一般的な表現です。

また、応用の表現として「now」の部分を変更した「for the moment(今は)」や「for the present(さしあたり)」という表現もあります。

first of all

文字通り「他にも色々あることの最初」という意味の表現で、「まずは」「とりあえず」のニュアンスを伝えることができます。
文章の末尾に付け加えたり、文頭に置いたりとわりと自由度の高い表現です。

First of all, I have to say ”congratulation” to you!
まずは、"おめでとう"を言わなきゃね!

Do your tasks first of all!
とりあえず課題をおわらせなさい!

to begin with

「to begin with」は「first of all」に似たニュアンスの表現で「その他にもあるけど、まず第一に」と何かをピックアップするような表現です。
通常、文頭でのみ使われ「to begin with」で1つの熟語なので「with ~」というように語句を置くことはありません。

To begin with, we'd better solve the problem.
まず第一に私たちはこの問題を解決しなければならない。

To begin with, she shouldn't tell him the truth.
まず第一に、彼女は彼に真実を伝えるべきではなかったんだ。

anyway

「anyway」は何かについてあれこれと話したあと、一番言いたいことや話のまとめを「とりあえず」とピックアップして話に区切りをつけるような時に使われる表現です。

「とにかく」と訳されることもあり、まとまらない話し合いや収拾のつかない状況で、大事なことを単刀直入に伝えたりする場面でも使われます。
また、「ところで」の意味で、話題をとつぜん変えるような時にも使います。

Anyway, let's try to do it !
とりあえず、それをやってみよう!

I have a lot of things to do anyway !
とりあえず、やることがいっぱいあるんだ!

tentatively

「tentatively」はフォーマルな場面やビジネスシーンで好んで使われる「とりあえず」の表現です。

「tentatively」は「tentative」という形容詞の派生語で「とりあえず・仮で」という意味があります。
「tentative」は「仮の」「あやふやな」という意味で、名詞に「tentative」とつけると「仮の・とりあえずの~」という表現になります。

文脈によって訳し方は「とりあえず」以外に「現状では」「予定として」などのようにするのも良いでしょう。

The film is tentatively planned to be released next April.
この映画はとりあえず来年4月に公開が予定されています。

The tentative deadline of the task is next Wednesday.
この課題の締め切りはとりあえず来週の水曜日です。

firstly / first off

「firstly」や「first off」も「一番初めに」という意味で「まずは」「第一に」というニュアンスで使われます。
どちらも文頭に置かれることが多い単語ですが、「firstly」は動詞の直前などに置くこともできます。

first off, I will answer your questions.
まずは、あなたの質問にお答えします。

I firstly wash my teeth.
私はまず歯を磨きます。

まとめ

「とりあえず」「まずは」に相当する英語表現を紹介しました。

「start off with ~」は「~で始める」という意味の表現で飲食店などで「とりあえず~下さい!」というような場面にはピッタリです。

「for now」は日本語の「とりあえず」に最も近い表現で幅広い場面で使うことができます。

「first of all」は「他にも色々あることの最初」という意味の表現で文章の末尾に付け加えたり、文頭に置いたりとわりと自由度の高い表現です。

「to begin with」も「その他にもあるけど、まず第一に」と何かをピックアップするような表現ですが、通常は文頭でのみ使われます

「anyway」は「とにかく」と訳されることもあり、まとまらない話し合いや収拾のつかない状況で、大事なことを単刀直入に伝えたりする場面でも使われます

「tentatively」はビジネスシーンで好まれます
訳し方は「とりあえず」以外に「現状では」「予定として」などのようにするのも良いでしょう。

「firstly」「first off」も「一番初めに」という意味で「まずは」「第一に」というニュアンスで使われます。

「とりあえず」「まずは」はという表現は生活のいろんな場面で使える便利な表現です。
英語での会話でも使いこなせるようになると表現の幅がぐっと広がりますからぜひ覚えて使ってみて下さい。

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